はじめに
本書は、1998年稼働の横画面縦スクロールSTG「RAYCRISIS」、その全42マップを真ボス「infinity」込みで1コインクリアし、得られたノウハウをまとめたものです。
進行中、攻略過程を「レスリー探検隊」のタグでまとめていました。YouTubeにアーカイブがあります。
「成果を放置するのは惜しい」というアドバイスもあり、本にしてみました。
やってわかりましたが、この「全マップクリア」非常にめんどくさいです。普通は数マップ試して、好みの1カ所を集中的に攻略するでしょう。
とはいえ最適なマップを見つけるのは難しく、そもそも情報自体まばらです。なので、私が得た知識を詰め込みました。助けになれば、幸いです。
収録・配信機材
- コントロールBOX：キョーワインターナショナル「COMBO AV EX+1」
- 映像・音声出力：穴場開発事業団「セガサターン用RGB21ピンケーブル KIC」
- 基板：「TAITO G-Net」マザーボード＋「RAYCRISIS」ROMカード
- アップコンバーター：VGP Media「Open Source Scan Converter」
- プロファイル：Line5x(Generic 4:3, 1600×1200)
- モニター：ASUS「VG275Q(27インチ)」
- キャプチャーユニット：マイコンソフト「XCAPTURE-1」
- USB3.0ボード：玄人志向「USB3.0R-P2H2-PCIE」
- グラフィックボード：NVIDIA「GeForce GTX 1660 SUPER」
- 収録ソフト：OBS Project「OBS Studio」
- 映像：映像キャプチャーデバイス「CY3014 USB, Analog 01 Capture」
- 音声
- OBS Studioの音声キャプチャーデバイス「CY3014 USB, Analog 02 WaveIn」
- XCAPTURE-1の設定で「Audio Input」を「Embedded Audio」
- エンコード
- NVIDIA NVENC H.264(new)
- 無損失
- 最大Bフレーム：3
書籍版との相違点
おかげさまで最初に出した「レスリー探検隊 調査報告書」は多くの反応を頂いたのですが、見返すと画質もプレイも不十分でした。
また、後に出した「レスリー探検隊 追加報告書」とで内容がバラけてしまい、分かりにくい面があります。
そこで今回、WR-01Rの動画を撮り直したのを契機に、すべて書き直してみる事にしました。
これまではマップごとにいちいち攻略を書いていましたが、よく考えるとこれらは領域の組み合わせに過ぎません。
なので各領域を詳細に論じれば、あとはそれらを組み合わせて対処できるはずです。
また、以前から「敵の名前だけ書いてもピンとこないし、画像を注釈で入れたい」と思っていました。
今回はHonKitでオンライン公開するという事もあり、こういう利点を積極的に取り入れています。
いずれにしても、本書が「レスリー探検隊」シリーズの集大成になります。ごゆっくりお楽しみ下さい。
1. レバーボールを三和電子「LB-30N」(ナス型)に換装 ↩