このゲームではROMカードにプレイ状況を記録し、それによって隠し要素の解放やハイスコアの保存など、様々な恩恵が受けられます1。手順は以下の通りです。
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※ここから下は、ちょっとマニアックなお話です。慣れるまで気にしなくて構いません。
本作の難易度は、ゲームランクだけでなくユーザーデータも影響しているようです。
これは、同じマップ・機体・攻撃で「初回プレイ(上)」と「全マップ開放済み・3号機出現済み・infinity条件成立(下)」を比べたものですが・・・
驚いた事に、ゲームランク自体は(1ミスしているにも関わらず)上の方が高くなっています。それでいて、攻撃は下の方が苛烈。
つまり「隠し要素の解放=ランク上昇」ではなく「ランク+解放で総合的に難易度が決まる」のだと考えられます。
Wikipediaだと「64人」、ゲーメストは「256人」と、資料によってまちまちです。「超えた場合、古いデータから削除される」という、その基準も不明です。
そこで、手持ちの基板を使って確かめました。256回ユーザーデータを作って。
結果は、赤枠のユーザーが消えています。最初に登録した(はずの)「VAN」が健在なので、削除基準は最終プレイ日時が古い順ですね。
なお、ランキングにユーザーの消去が反映されるのは次の電源投入時からです。それまでは、消えたユーザーの名前もここに出続けます。
詳しくは下記にまとめていますが、以前ここに記した「3機体合わせて256枠」などという中途半端な仕様ではなく、256人全員が3機体分セーブできます。
順を追って見てみましょう。ここに「1号機で257人目が登録した」リザルト画面があります3。
ここで257人目のデータを使い、2号機でプレイします4。
データがセーブされたのを確かめ、この時1人目であるユーザー「C(空白)×3」を入力すると、しっかり読み出されています5。
もちろん、257人目を1号機でプレイしてみても総数は「256」。機体毎に上限まで保存できる事が分かります。
1. 公式サイトでは「GNet-Personaldata-Administer」としています。無理矢理だな! ↩
2. まず無いと思いますが、それまでにリセットしたりすると「解放した」事にはなりません ↩
3. 総数が257なのは、削除処理がゲームオーバー画面で実行されるからです。つまり、この画面までは「既存の256人+今回作成した1人」で257人分存在します ↩
4. ちなみに下のメッセージ「おめでとうございます。あなたの記録が更新されました。」は「トップ10に入らなかったが、自分のハイスコアは更新した」時に見られるレアメッセージです ↩
5. 初回登録時にこのメッセージは表示されません ↩