AC版の小ネタ

隠しコマンド

コイン投入後の画面で入力すると、以下の効果が得られます。いずれもそのプレイのみで、併用可能。一番下以外、スコアは保存されません1

  • 上右下左AAABCCCC:任意のマップが選択可能になる
  • 上右上右下上左AB:WR-03が解放され、infinityが確定で出現する
  • 上上下下AAABBBBBB:ランクがMAX固定になる

2人同時プレイ

  • どちらかが全マップ開放済みなら、任意にマップを選べる。それ以外の場合は、先にネームエントリーが完了した側の「PREVIOUS」を使用する
  • マップの決定権は、先にネームエントリーが完了した側2
  • WR-03が使えるのは、開放済みorコマンド入力した側のみ
  • スコアが0点の場合は集計対象外(データは記録される)
  • 1つのデータで2人プレイしても、プレイ回数の増加は1回
  • リザルト画面で点滅するヘックスの色は、以下の法則になっている
    • 1Pのみ開放済み:赤
    • 2Pのみ開放済み:青
    • どちらも開放済み:緑

マザーボードとROMカードの関係

  • TAITO G-Netのゲームは初回起動時、マザーボードと「紐付け」されます。これが済んでいるマザーボード同士なら、ユーザーデータが読み出せます3

  • 一方「紐付け」していないマザーボードで起動すると、ユーザーデータが消滅します。複数お持ちの場合、まず全部に「紐付け」しておきましょう4

ファームウェアについて

※お詫びと訂正
「レスリー探検隊 改訂報告書」Ver.3~10まで、誤った記述を載せていました。大変申し訳ありません。

  • TAITO G-Netは、マザーボードのアップデートが供給された事があります。適用しないと、CF+変換アダプター5タイプのゲームが認識できません。本作は両バージョンで遊べますが、念のため。

  • なお、アップデートするとマザーボードが初期化されます。すなわち、全てのユーザーデータが消えるのでご注意ください。アップデート済みかどうかは、CF+変換アダプター5タイプのゲームで判断するしかないようです6

  • Ver.9まで、この段落では「アップデート前/後でゲームスピードが変化する」と記載していましたが、そんな事はありません。同一の基板・マップ・機体で4連続プレイしても、結果はバラバラです。

  • 表にもまとめましたが、見ての通り「映像のコマ落ち」で説明がつかないほどブレています。少なくとも、リザルト画面は時間自体にバラツキがあるようです。

  • いずれにせよ「同じ基板なら処理速度も必ず同じだろう」と決めてかかり、検証をおろそかにしていました。重ねてお詫びいたします。いちおう、マップごとの新旧フレーム差比較表は残しておきます。

ステレオ音声の聞き方

  • 本作はステレオ音源に対応しており、マザーボードのスピーカー端子から取り出せます。JAMMA端子のコネクターとカードを使って、アダプターを作る事も可能7

  • 参考として、私の作例を。配線は、以下のようになっています。

    • 1番ピン(赤線):音声ケーブルの+(左)
    • 4番ピン(白線):音声ケーブルの+(右)
    • JAMMA端子のGND(茶線):音声ケーブルの-
    • JAMMA端子の10番ピン:切断8
  • なお、この音声をイヤホン等で直接聞く場合、+側に300Ωほどの抵抗を入れて下さい。さもないと、過電流でやけど断線のおそれがあります。アンプ付きスピーカーにつなぎ、そこから聞く分には問題無い・・・はず。

  • 言うまでも無く、これらの内容について保証はできません。実行は自己責任でお願いします。あと、マザーボード上のスイッチは「STEREO」に設定しておきましょう。忘れると意味がありません。

デモプレイ時のスコア

実はこれ、電源を入れてから最後にプレイしたスコアが表示されています(2人同時プレイなら、高かった方の値)。電源を入れ直すと、0点に戻ります。

1000回マラソンを自動化しよう

  • プレイ回数の上限は1000回。「やっていたら到達した」ならまだしも、狙ってやるのはタイヘン。そこで「多機能連射装置:R-03N」の特殊マクロを使って、ゲーム開始~ネームエントリーを自動化しちゃいましょう。

  • 手順は以下の通り。あらかじめ「フリープレイ・残1・コンティニュー禁止」に設定しておきます。

    1. スタートボタンを1フレーム入力し、ゲーム開始9
    2. レバー操作可能になるまで、20フレームほど待機
    3. 1文字目の分だけレバーを入力
    4. 2フレーム待機し、Aボタンを1フレーム入れて決定、ふたたび2フレーム待機
    5. 2~4文字目について、3.と4.を繰り返す
  • サンプルとして、私のネームエントリー「VAN(空白)」を自動化するとこうなります10。「開始フレーム」~「終了フレーム」まで「コマンド」を設定して下さい。別のネームにしたい場合は、赤字以降の入力フレーム数を変えて対応します11

No. 入力 コマンド 開始フレーム 終了フレーム
1 スタート START 1 1
2 ウェイト なし 2 20
3 V 21 198
4 ウェイト なし 199 200
5 決定 A 201 201
6 ウェイト なし 202 203
7 A 204 285
8 ウェイト なし 286 287
9 決定 A 288 288
10 ウェイト なし 289 290
11 N 291 349
12 ウェイト なし 350 351
13 決定 A 352 352
14 ウェイト なし 353 354
15 空白 355 415
16 ウェイト なし 416 417
17 決定 A 418 500
  • 特殊マクロのトリガーは、他に影響を与えにくいCボタンが良いでしょう。R-03N自体の設定で連射してもループにならないため、トリガーとなるボタンは筐体orコントロールボックス側で連射を入れて下さい。準備が出来たら、オロナミンCでも置いて押しっぱなしにすればOKです。

  • R-03Nなどコマンドコントローラーの類を持っていないと全く役に立たないネタですが、手動だと何ヶ月もかかるカンストを1日でやってくれます。お試しあれ。

1. プレイ回数はちゃんと加算されます(新規にデータを作成して確認)
2. ただし「初回プレイ」「NGワードに抵触」の場合は除きます
3. 2枚目のRAYCRISISを入手した際、手持ちのマザーボードに挿してみるとデータは読めました。「紐付け」はタイトル単位のようです
4. などと言いつつ、上限は検証できていません。いちおう、2枚は大丈夫だった覚えがあります
5. 具体的には「ころん」「お手並み拝見 FINAL」など。カード中央から段差があるので、一目で分かります
6. 手持ちのマザー2枚が「アップデート済みのステッカーもROMも載ってないけど、CFタイプのゲームが起動する」というケースでした
7. 対応しているピンは、日本モレックス製の「2.5mmピッチ 5051 4ピン」(5051-04)です
8. JAMMA端子とスピーカー端子の両方から音を出すと、過負荷で基板にダメージが生じるとされているためです
9. アトラクトデモ中はスタートとコイン以外のボタンを受け付けないので、このようにしています
10. 設定と動作確認は海外版で行いましたが、日本版でもたぶん同様にできます
11. どの文字を何フレームで選べるかは、実際に試すのが早いです。1文字動くのに3フレームぐらいという感じでした

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