ランク調整パターン

どういうものか

本作にもゲームランクの概念が存在し、攻略本によると0~255+MAX1の257段階となっています。 ランクを構成する(と考えられる)要素の、いくつかが以下です。見ると分かりますが、スコアとクリアランクは侵食率が密接に絡んでいます。

infinityに挑むなら、出現条件の関係である程度のランク上昇は避けられません。しかし、重要なのは3面クリア時の侵食率です。 普段は高い侵食率でランク上昇を抑え、必要になったら下げよう――これが、ランク調整パターンのキモです。

具体的には?

詳しくは各領域の解説をご覧いただきたいのですが、大雑把には以下のような流れです。

  • 1面:ほとんどの敵を逃がし、侵食率が100%にならないよう気を付ける。クリア時に80%台を狙う。
  • 2面:要所要所で倒し、それ以外は逃がす。クリア時に60%台を狙う。
  • 3面:2つ目のチェックポイントを超えたら、全力で敵を倒しまくる。クリア時に20%台を狙う。

目安としては、誤差+2%以内に抑えたいところ。下げすぎると配置タイプが上がって作戦が狂いますので、せめて高めに。

で、どうするのかというと逃がす敵・倒す敵を決めておくことです。

侵食率の説明から、大型機を1機倒せば一気に下がると見当が付きます。そういう敵は攻撃もやっかいな事が多いです。 であればそいつを倒し、他の小型機を逃がして帳尻を合わせよう・・・こんな感じで、パターンを作っていくと良いでしょう。

もちろん、時には崩れる事もあります。そんな時は、アドリブで補正しましょう。

  • 大型機を逃がしたので、いつもより多めに小型機を倒す
  • 小型機を倒しすぎたので、大型機を1機多く逃がす

どのくらい変わるの?

論より証拠、以下の画像をご覧下さい。1枚目が実施せず普通に攻めたケース、2枚目が実施したケースです。

弾数が減少しているのが分かると思います。これによって圧迫感が減り、より広いスペースで落ち着いて避けられるようになる訳です。

残念ながら、このパターンも万全ではありません。ランク調整パターンで1ミスなのにえらくキツキツという事もあります。他にも要素があるのかもしれません。 しかし、概して難易度を抑えられるのは確かです。気合いで避けるしかない! という状況を減らしたい場合、ぜひ試してみて下さい。

追記:Ray'z Arcade Chronologyによる検証

今回の移植で、ゲームランクをリアルタイムに表示する機能が追加されました。これを利用して、通常パターンとランク調整パターンを比較するとこうなります。

弾の密度がえらく異なりますね。侵食率0%は攻めすぎですが、普通にやってもランク180ぐらいは到達してしまいます。200を超える事もあります。
また、調査の過程で以下の点も判明しました。

  • 領域移動時、一定の値にセットされる。総合値(リザルト画面一番下のランク)で決まるのか、下画像のように値が下がる事もある。
  • まとめ撃ちで複数の敵を倒すと上がる。単発で倒した場合は上昇しない。
  • ハイパーレーザーおよびラウンドディバイダーで、ボーナス(画面左上に表示)を稼ぐと上がる。0点だった場合は上昇しない。
  • いわゆる「フレームランク」の類いは存在しない。
  • 一部の破壊可能弾2を破壊すると上がる。
  • 被弾すると一時的に下がるが、自動で被弾前の値まで上がっていくので、実質的に変動しない。コンティニュー時も一切変化しない。

強調した点がポイントで、単発で倒すorボーナスを稼がずハイパーレーザーを撃つ分には、ランクが関係しない事になります。侵食率を調整する際は、この点を意識するとより安全でしょう。

なお、今まで構成要素に挙げていた「ユーザーデータ」ですが、ランクとは別個の要素らしいという結論に達しました。詳しくはユーザーデータのページをご覧下さい。

1. MAXは隠しコマンドを入れないと出ないので、普通のプレイで考慮する必要はありません
2. dis-humanのブロック弾、および炸裂弾など。ちなみに、Sem-slutのプラズマ弾では上昇しないようです

results matching ""

    No results matching ""